満開の 桜を 見ると 想い出す

3年前の 4月13日 桜の季節に 亡くなった  A.コッカーの レディ 14才





おしっこが 出ないのが 始まりだった。

朝 散歩の途中 何度も おしっこの姿勢をとっても 少ししか出ない・・

仕事に 行かなければならなかった。  気になりながらも 帰ったら すぐ

病院に 連れて行ってあげるからね って言って 外へ 出た


でも 少し 遅れて 焦って 家に帰った時 

レディは 玄関の隅で くるくるくるくる回っていた

足元が ぐにゃぐにゃになりながら くるくるくる回っていた


ただ事じゃない・・   目の前が 真っ白になりながら

もう 診療時間が 終わっている病院を 3件くらい 電話をし、なんとか 診てもらえた。

急性腎不全、 そう診断された。 今夜は こちらで 預かります。

2、3日して 症状が 収まったら 手術しますね

でも 心臓も弱っているから 身体が 耐えられるかどうか-



何で、 朝 すぐ 連れていって あげられなかったのだろう・・

もっと 早く 連れて来てあげれば良かった って  何度も なんども

後悔した   でも遅い

 
次の日 面会に行ったら 手に 点滴をしていて 

それを 外してしまわないようにと 包帯で 何か所も 留められていて

頭は カラーを付けていた   それでも 私達を 見つけると

ゲージの中で 嬉しそうに 傍へ 来ようとした。 痛ましかった。 


2日後の夕方 急に 病院から 電話が あった。

容態が 急変して 危ない状態です、 すぐに来て下さい、


病院に 着くと 先生は さっきから 痙攣が来ています

もう、ダメだ  という顔で 首を 降りました

どうして、 そんな 急に

 

ゲージの中を見ると レディが ドタンバタン 暴れていた

口から 泡を吹いて、 天井にも ぶつかりそうなくらい  


たまらなくなって 扉を開け ついている管を 全部 はぎ取って
抱きしめた。 それでも 痙攣は 収まらず 私の腕の中で あばれていた。


しばらくすると 痙攣は 収まり うつろな目に なった。

先生は どうしますか? このまま病院で 看取りますか?

それとも お家に 連れて帰りますか? 


私も 主人も  家に 連れて帰ります、 と 言った。

車に乗せ 窓を あけて 外の風を 入れてあげた。

レディは 窓から 顔を出して 気持ち良さそうに
風に 当たるのが 好きだった。  外は 桜が満開
 

主人が 運転しながら レディ笑ってる? と 聞いた。
私も うん、笑ってるよ・・ と 言ったが、 2人共 涙で ぐしゃぐしゃだった。

レディは さっきよりは 穏やかな 顔をしていた。


家に着いて 私が 抱いたまま 床に座ると 主人が 水を

持って来てくれた。  指に付けて 口の中に 入れてあげたら

少し舌の上で 味わったような 気がする。


それから 色々な話をした。

レディが 子犬で 家に 初めて来た日のこと

半年の頃は かわいくて たまらなくて 毎日 湘南の浜辺を 
一緒に 走り回っていた事・・


3才になったある日 電燈の下で 瞳の異常に気付き 愕然としたこと

若年性白内障、 一時は 両目とも 光を失い 暗闇に 落とされた

でも 良い先生によって 再び 光を取り戻した。   神様に感謝した。

そしてそして・・


私が 話している間 レディは 静かな静かな顔で ずっと

聞いていてくれた。 少し 虚ろで 澄んだ瞳では あったけど

ぼぅーっと 私を 見ていた


長い時間が 経ちました。  そして 私の話が 終わり
'ねぇ、レディ..'   と 話しかけた時、 静かに お迎えの時間
最後まで 聞いてくれたんだね,


すーっと 大きな息を 吐くと レディは ゆっくりゆっくり

目を閉じた。 そして その清んだ瞳は もう2度と 開かなかった 。


あれから3年・・ 桜は 大好きだけど 満開の桜を見ると

やっぱり 思い出してしまう。

 
あの朝 病院に連れて行ってあげれば・・ という後悔の念と 共に

楽しかった レディとの日々を
 



    



  レディ、楽しい 思い出を ありがとう






レディは 今 家の バラの木の下に 眠っています

あの晩、14年間の 色々な 想い出と一緒に 天国へ 旅立ちました

 でも 私の心の中には 一生 優しい笑顔と共に 生き続けています













  
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お友達の きよごんさんのブログhttp://withwise.blog54.fc2.com/

迷い犬の 飼い主さんを 探していらっしゃるので  

紹介させて 頂きたいと 思います。



−以下 転記−



アイリッシュセター 飼い主さん探してます



「ワイズが歩いた道」に登場した

「ワイマの姉妹」さんからのお願いです。

転載させていただきます。

現在「姉妹」さんちで一時保護中です。

埼玉県方面のかた ご協力おねがいします。

その他の地方のかた、ブログ転載などご協力いただければありがたいです。

若くはない犬だそう。

オウチに戻って 大好きな飼い主さんと安心してゆっくり暮らせてあげたいです。

よろしくお願いいたします。



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アイリッシュセター 牝 保護しています!】

保護状況 

●2011年3月15日 埼玉県川越市新河岸駅付近

●保護当時、赤い革製の首輪とブルー系のリード装着

身体的特徴

●獣医師の見解によると 推定年齢6歳〜10歳(もしかしたら、それ以上の可能性も否めないかもしれません。)

●マズルに若干白髪混じり

●狼爪あり

当初保護して頂いた方々の御事情により、現在は此処Velvet tailsにてお預かりさせて頂いております。



『weimaraner Velvet tails』ブログ→ http://velvettails.blog114.fc2.com/

保護状況などを綴ったエントリーは→ http://velvettails.blog114.fc2.com/blog-entry-276.html

※今後気がついたことや日常の様子などここにアップしていきますので、覗いて頂ければ幸いです※

お預かり当初、かなり動揺していた様子ですが、今日は少しずつ心を開き始めました。

年齢や性格を考慮しても

きっと可愛がられていたのではないかと思います。

震災で混乱し迷子になった可能性も高いと思われますので

ぜひ皆さんのお力をお貸し頂きまして

愛ちゃん(仮名)を飼い主さんの元へお返ししたいと思います。




●ご連絡先

ブログ

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または

HP『weimaraner velvet tails』

http://www.velvet-tails.com/

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